【初心者向け】文鳥をお迎えする前に知っておきたい事

【初心者向け】文鳥をお迎えする前に知っておきたい事

本記事では、まだ文鳥をお迎えした事がないけれど、文鳥を家族として迎え入れたいと思っている方に向けて、記事を書いていければと思っています!

他の命を迎えるという時点で、これまで通りの生活を続けるというのは難しくなってきます。(文鳥に限ったお話ではありませんが…)

その辺りを深堀して書いてみようかなと思います。

決まった場所でトイレはできない

文鳥は決まった場所でトイレできない

犬や猫等のケージの外で活動する動物は、うまく教える事で決まった場所や散歩中にトイレをするというのが一般的かなと思います。文鳥に限らず鳥類全般のお話になってしまいますが、鳥は翼を持ち、空を飛べる動物です。どうして飛べるようになったかは所説あるかもしれませんが、移動手段であると共に、地上の敵(他の動物)から逃げる手段でもあるため、排泄物を体内にため込むことはせず、いつでも飛べるように身軽な状態を維持する体の構造になっているそうです。

その為、放鳥している際には、どこでもトイレをする可能性があります。遊んでいる時は、カーテンレールに止まることが多いので、必然的にカーテンが汚れていく可能性が高いです。よく懐いてくれる場合は、飼い主さんから離れないので、お気に入りの服はなるべく着ないことをおススメします笑

どこまで拘るか次第ですが、トイレはあちこちでされることを踏まえて、家具はふき取りやすい素材にする放鳥は決まった場所でのみ行う等の対策を取っていくとよいかなと思います。

あくまで参考ですが、私は自由に飛び回ってほしかったので、放鳥の場所は決めずに家中どこでも飛びまわれるようにし、トイレによる汚れは諦めました、、、笑

泊りでのお出かけが難しくなる

上記の話と少し関連しますが、鳥類は体の構造上、食事を体にため込むということが出来ないため、毎日食事をしっかり取る必要があります。

詳しくは別の記事でケージの中身等をお伝えできればと思いますが、ごはん用の容器と飲水用の容器がついています。基本的に止まる場所はあるのですが、容器に突っ込んでご飯を食べたり、水浴びをするために飲水用の容器につっこんだりと結構やんちゃなので、毎日取り換えてあげることが必要になってきます。

その為、1日程度だと大丈夫だと思いますが、複数日以上家に誰もいない状態だと、環境としても悪化し文鳥さんのストレスも溜まってしまいます。最悪の場合、食べるものも飲むものもない状態となってしまい、死に至る可能性があるので、基本的に長期での旅行は難しくなってきます。

私の場合は、1日空けるのも心配で嫌だったので、不在となってしまう場合は、祖母等家族に頼って面倒を見てもらったりしていました。

どんな環境か分からないので個人的には避けていましたが、ペットホテル等もあるので、誰かに見てもらう環境を整えることが出来そうであれば、泊りでのお出かけも比較的安心していけるかなと思います。

日々の健康管理が結構重要

これは、他の動物にも通じるお話かなとは思いますが、日々の体調の変化には敏感になる必要があるかなと思っています。

文鳥は体も小さいため(手のひらサイズで23g前後)、何か体に不調があると病気の進行が速いというケースも多いみたいです。

加えて、野生時代の名残か体の不調があっても隠す性質があり(弱みを見せると敵に襲われる)、飼い主さんが気付いた時には深刻な状態で取り返しがつかない…ということもあるようです。

また、雛から迎える場合、大多数の方がペットショップ経由でお迎えすると思います。ブリーダーさんの元でどういう状態だったのか?が分からないので、元気に見えるけどすでに感染症があった…という可能性もあるので、定期的に動物病院を受診するという意識があると凄く良いかなと思います。

近くに小鳥専門の動物病院があるか確認する

近くに小鳥専門の動物病院があるか確認する

文鳥をお迎えする時にここまで意識する人は中々いないと思います。私も、近くに動物病院はあるかなーとさらっと調べるくらいでそこまで気にしていませんでした。

幸いにも近くに小鳥も診断対象としてくれる動物病院があったので、年に1回程度は通院していました。健康な時は、それで全く問題はなかったかなと思いますが、ある程度高齢になってくると話は変わってきます。

白文鳥のクッキーの体調が芳しくない時にその動物病院を受診しましたが、結果快復せずに7歳半でお別れとなってしまいました。その後、桜文鳥のサクラが体調不良となった際に、小鳥専門の動物病院を受診したのですが、病院の設備や知識の差があまりにも大きく、なぜクッキーも同じようにしてあげられなかったのかと激しく後悔しました。。。

基本的に動物病院は猫や犬をメインで診てくれる中で、他の動物も診られるという位置付けだと思うので、日々のちょっとした困りごと等を相談する場としては非常に良いのかなと思います。最終的な飼い主の納得具合の違いになってくるかもしれませんが、可能ならば最初から専門医の元で診てもらうと、長い時間の中では健康面でも大きな差になってくるのかなと感じています。

私は神奈川県に住んでいるので、「ふじさわアビアンクリニック」と「横浜小鳥の病院」は受診させていただき、非常に信頼のおける専門医の方だったと感じていますし、クッキーとサクラの子供達がまだ存命なので、これからも通わせていただく予定です。

以上、私視点で、文鳥をお迎えする前に知っておいたほうが良いと思うことを書いてみました。

私もそうでしたが、「かわいい!!」から興味を持つことが多いと思いますが、日々生活を共にしていくことになりますので、自分のライフスタイル等も踏まえ、文鳥さんにも飼い主さんにも共に幸せとなる選択肢を考えるきっかけになればと思います。

少しでも参考にしていただければ嬉しいです!次回もまたよろしくお願いいたします。

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